一度に複数の業種の許可申請
審査手数料は1回の申請ごとの金額なので、1回に複数の業種の許可申請をしても手数料は変わりません。
建設業許可申請をする上で必ずかかってしまう費用である申請手数料。
一般建設業と特定建設業のどちらか一方だけの場合、新規申請で9万円、更新申請で5万円、業種追加で5万円かかってしまいます。
一般建設業と特定建設業を同時に許可申請する場合には倍の手数料がかかります。
1業種でも建設業許可の全部の業種である29業種でも、1回で許可申請を出せば同じ手数料になります。そこで気にしなければならないことは「1回の申請で可能性のある業種はすべて許可を取ってしまう」ことです。
例えば、社長さん以外の役員の方や従業員の方がもしかしたら建設業系資格を持っているかもしれません。また今回の申請業種以外の建設業の実務経験が10年以上ある方がいるかもしれません。
もし資格等を持っている方がいるのであれば、他の業種の許可も取れないかを検討してしましょう。
建設業許可申請をする際にはあらゆる可能性を考えて申請してください。
昭和63年、中央大学商学部卒。
その後、大手ゼネコン勤務等を経て、平成7年、石田雄二税理士事務所開業。
「会計事務所は最も身近な経営スクール」をモットーとし、マネジメントゲームを用いた経営指導は県外にまで及ぶ。
広島県創業サポーター。広島県事業引継ぎ支援センター登録専門家。