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『ビジネスモデル俯瞰図の検証!(その6)』

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『ビジネスモデル俯瞰図の検証!(その6)』
…数量を限定して営業する飲食店の事例!
「月に1日」しか営業しないケーキビュッフェの事例!
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前回号の続きです。

〔※ビジネスモデル俯瞰図とは、ビジネス全体の構造や流れを
把握し、事業の構造や事業の特徴、損益構造などをわかりやす
く整理した図表のことを指します。〕

事業全体の活性化や事業立地の付加・転換など、事業自体をそ
の本質から見直そうとするときは、ビジネスの全体像を現した
ビジネスモデル俯瞰図を作ってみるとわかりやすいです。
ビジネスモデル俯瞰図を使って、事業の活性化を図りたいとき
の着眼点を整理いたします。

■着眼点8:数量を限定して営業する飲食店の事例!
〔以下は、佰食屋様のホームページから引用させていただきま
した。〕
https://www.100shokuya.com/about/

●『佰食屋、食の安全がささやかれる時代に、安心、安全で美
味しいものを皆様にご提供したい。しかも、誰でも食べに行け
る値段にもこだわりたい。そんな思いを形にしたのが、佰食屋。
新鮮なものを食べてほしいから、当店には冷凍庫がありません。
毎日100人分の食材を仕入れ、100人にご提供する。そう
することで、新鮮で作りたての美味しいお料理をご提供するこ
とが出来ます。
大人も小さなお子様も、みんなが安心して食べてほしいから、
原材料は無添加、無化学調味料。これが、佰食屋のお約束です。
【 佰 】の字に込めた想い。
お客さまも働くメンバーも、みんなが幸せになれるお店をつく
りたい。そんな想いで佰食屋はスタートしました。
お客さまの大切なお時間を、お店に並ぶ時間に費やしてほしく
ない。そんな想いから始まった整理券制度。毎朝9時30分よ
り整理券の配布を開始、お好きな時間を選んでご予約いただけ
ます。お1様4席までご予約可能ですので、予約した後はお時
間までお買い物や観光など、自由にお時間をお過ごしください!
営業時間はお昼だけ。それは、100食限定のため、ランチで
売り切れてしまうから。また、働くメンバーが仕事もプライベ
ートも大切にできると、また一層美味しい料理と良いサービス
をお届けできます。』

◎できるだけ長時間営業して一円でも多くの売上を取りに行く
飲食店が一般的です。結果として、売上の薄い日時も店を開け
ています。一品でも多く売りたいがために、食材の在庫も十二
分に確保しています。効率性・生産性の観点から見直してみる
と、非効率な時間帯が多数存在します。また、食材のロスも発
生します。ロスを出さないために保存しやすい食材に偏りがち
です。
佰食屋さんは大きなヒントを与えてくれています。【営業時間
を固定せず販売数量を固定しました。】整理券を活用して更な
る効率化を実現しています。最も効率的で合理的な売上のみを
狙っています。非効率で非合理な売上を捨て去ったシンプルな
経営を行っておられます。汎用性のある経営手法です。

■着眼点9:「月に1日」しか営業しない
完全予約制ケーキビュッフェの事例!
〔以下は、TSUKIICHI様のホームページから情報を収
集させていただきました。〕
https://tsukiichi-cake.com/

●「月に1日」に限定して完全予約制ケーキビュッフェ(オー
ダーバイキング)全て食べ飲み放題でご提供しておられます。
営業日は4シフト各50名、料金は税込み5,500円です。
お店は通常の賃貸契約で毎日でも営業できますが、それでも
「月に1日」の営業です。その他、マカロンタワー教室やパフ
ェを様々なフォトブースで撮影できる企画など空き日を有効に
活用しておられます。一部の商品は通販で販売しておられます。

◎月一の営業日に合わせて余裕をもって新商品開発や仕込みが
できます。従業員は営業日のみアルバイトを雇い入れるようで
す。普段は一人です。
店舗を借りたからできるだけ長時間営業しなければならない、
こう考える経営者がほとんどです。オーナーシェフのSAI
TOU氏は、営業日を月一に限定したことで、残りの29日
(または30日)を有効に活用しておられます。マカロンタワ
ーを作る教室を運営したり、パフェを作って写真を撮影する企
画など、または、通販商品を開発したり…余力があるのです。

◆「実力の80%までの売上は高収益な売上、80%~100
%に近づくほど収益率は低下して、100%を超えると赤字に
転落、120%を超える売上は高い確率でトラブルを招く。」
こんな仮説を持っています。故に、余力のある経営を提唱して
います。
店舗ビジネスにおける長時間営業は採算性を悪化させ、労務問
題を引き起こす諸悪の根源ではないか?とも思っています。
佰食屋様、TSUKIICHI様からは、多くのヒントを得ら
れるはずです。


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